2012年6月9日土曜日

保育雑感6月[1]

子どもたちの体験活動の情報誌に興味ある記事がありました。
以下に紹介します。


平成22年の10月に行われた国立青少年教育振興機構が行った「子どもの体験活動」がどのような影響をヒトに与えるのかという調査があります。成人と青少年への「体験」の有無を問う内容です。


成人の調査では、子どもの頃の「自然体験」や「友だちとの遊び」「地域活動」などの体験が豊富な人ほどチャレンジ精神、コミュニケーション能力が高い。「動植物とのかかわり」の体験が子どもたちに大きな影響を与えています。しかし、データ的には、年々子どもの頃の自然体験や友だちとの遊びが減る傾向があります。「相手のことを思いやる」「やる気」といった人間関係能力は子どもの頃の体験に大いに左右されます。
在日スウェーデン人環境研究家のマーティン・フリッドさんも自然に触れることを「危ない」とか「汚れる」とかの理由で子どもたちに「体験」させないことは、子どもたちの健全な育ちに悪い影響を与えると最近の日本の様子を心配しています。

…次にこの調査で使用された主な質問項目が続きます。(つづく)

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