2012年1月17日火曜日

1月16日

だまこ餅を入れただまこ汁は秋田の郷土料理です。
だまこは炊いたごはんをすりこぎ棒でついて塩水をつけて丸めたもの。きりたんぽのお手軽版みたいな感じ。
このだまこ餅をしょうゆ仕立ての汁に入れて食べます。鍋ひとつで汁と主食と副食を兼ねたからだがあったまる家庭料理。

だまこ汁
材料
ごぼう、えのき、しめじ、ねぎ(青いところも使います)、大根、せり、しらたき、鶏肉、だしこんぶ適量、お水適量、鶏ガラスープの素適量、しょうゆとみりん各適量、ごはん8合分
〔だまこ作り〕
ごはんを半分ついたあと手に塩水をつけてだまこを作りホットプレートで軽く焼いて焦げ目をつけます。
(今日はだまこ作りは主に子どもたちが担当していました。)

〔汁作り〕
だまこを作っている間に、汁を作ります。まずはごぼうのささがきとだし昆布を大鍋に入れて水を入れとろ火にかけてごぼうだしをとります。
その傍らでねぎとせり以外の野菜を切ってどんどん入れます。汁が温まる頃、一口大の鶏肉を入れます。
こんぶと野菜と鶏肉からのだしだけではちょっとパンチに欠けるので鶏がらスープの素でだしを補います。
ひと煮立ちしたら、しょうゆとみりんを入れて味を調えます。
食べる20分ぐらい前にだまこを入れて煮込みます。
食べる5分ほど前にねぎとせりを入れて出来上がり。
生まれてはじめて作っただまこ汁。おいしく出来ました。
今日のだまこ汁は高学年女子に人気があったみたいですねえ。彼女たちの味覚が大人により近づいている感じがします。
きっとちょっと昔なら囲炉裏にかけて、明日の朝もまた残りを食べたのかなと思います。残った汁にうどんを入れて食べてもおいしそうですねえ。

(記:N指導員)

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